私がオンコロジーMRになったきっかけ

MRの仕事
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でんでん
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こんにちは!『会社に縛られない生き方へ!MRのブログ』管理者のでんでんです。

私は10年弱プライマリーMRとして活動をして、限界を感じていました

結果は出ていたのですが、仕事が面白くなさ過ぎて、転職を考えていました

当時、同じ県で約5年間仕事をしていました。すると担当以外のこともある程度理解できるので、非常に仕事はやりやすかったです。

虚無感が大きくなり、転勤を希望していました。

製品ラインナップも広い領域にありましたが、プライマリーMRとしての仕事に楽しさを感じなくなっていました。

わたしがなぜオンコロジーMRへの転化したかオンコロジーMRになって感じた事、オンコロジーMRが現在の本心を述べていきます

私がオンコロジーMRになったきっかけ

プライマリーMRとしての仕事に楽しさを感じなくなっていました。

そのときちょうど社内でオンコロジーMRの募集がありました。興味があったこともあり、すぐに申し込みを決意しました。募集にエントリーするためにエントリー理由などをその場で作成し、パソコン上に保存しました。

なぜすぐに提出しなかったかというと家族がいたからです。

家族の了解なく提出してもいいのですが、転勤後5年が経過していたので、部署も変われば転勤は間違いないと思いました。プライベートの環境は比較的よかったので、転勤に大しては少し躊躇いがありました。

オンコロジーMRに興味があった理由はMR職の将来性に対する疑問でした。MRを数年やると感じると思いますが、MRの仕事だけを一生懸命続けてもビジネススキルなど業界外で通じるスキルが全く身についていません。

そして、地元の友人と話すときにMRの年収の高さを感じ優越感を感じるとともに

MRが本当に必要か?MRの給料は高すぎないか?

と冷静に考えると疑問に感じていました。

自分や同僚MR、そして他社MRを見てもそれを否定するだけの材料を見つけることができませんでした。

MRの中でも当時所属していたプライマリーMRで転職を視野に入れたときに将来性が厳しいと感じていました。MRという職種が将来厳しいと考えていた私にとってMRの中ではオンコロジーMRに異動する方が将来のリスクが低いと判断していました。

実際にMR不要論が高まり、2020年9月現在においてコロナ禍でMR不要論は加速度的に大きくなっています。

そんな考えの中当時、転勤やMR不要論以外に何点かオンコロジーMRに異動する決意をする不安がありました。

オンコロジーMRになることへ不安

わたしは私立大学卒の文系出身です。

偏差値の高い大学でもなく、自頭はいいとは決して言えません。MRとしては頭が悪い方に分類されるでしょうし、最近の新入社員の学歴の高さに驚かされています。

しかし、当時から私は学歴や頭の良さとMRの仕事のクオリティに相関がない事を肌で感じ、それを知っていました。

私は頭の良い方ではありませんが、事前に情報をインプットしておく事、そして想定しておく事で、スムーズに頭のいいDrとの交渉においても進めることができると体現していました。

しかし、オンコロジーMRとなると扱うのは”がん”です。

プライマリーMRで扱う以上の情報量がある事に加えて、遺伝子など基礎的な議論についていけるか不安がありました。

理系の基礎的な部分が嫌で文系を選んだ私にとってオンコロジーMRの扱う”がん”は大きな不安要素でした。

理系の知識に加えて英語も不安要素でした。

プライマリーMRのときは英語の必要性をほぼ感じる事はありませんでした。

オンコロジーMRは漠然と英語が必要な機会も多いのではないか、

日本語で書かれていても理解が難しい内容が英語で理解できるのか?

会社のオンコロジー領域への研修体制はどうなるのか?

研修体制がしっかりしていなければ、英語論文を自分で読み漁らなければならないのか?

その様に感じていました。その様に感じたのはプライマリーMR時代の研修はしっかりとしているとは言えず、海外論文に重要な情報が出たとしても会社からの知識サポートがほぼなかったからです。

オンコロジーMRへのエントリーを嫁に相談

オンコロジーMRの募集がある事。エントリーすれば、転勤の可能性が高い事を嫁に話ました。

すると

やりたいの?やりたいなら応募すればいいじゃん

の一言でした。

正直わたしは嫁は反対すると思っていました。と言うのも転職しようかなと以前に話した時には反対されたからです。

MRの転職の敵!私が経験した嫁ブロック!

しかし、今回は違いました。

前向きな嫁のコトバに背中を押されて私はオンコロジーMRの募集にエントリーする事を決めました。

オンコロジーMRに向けての試験と面接

エントリーの受付期間は非常に短く、実質3日ほどだったと思います。

期間内にエントリーしたMRは筆記試験を受けて、パスしたMRのみ面接試験にすすむ形でした。筆記試験は事前に与えられた範囲から出題されますが、文系のわたしにとって当時は非常にとっつきにくいものでした。

今では当たり前に理解ができている内容がほとんどですが、事前の勉強は少々ストレスでした

苦手分野であったとしても、他の人の3倍やれば問題ないだろうと勉強したので、筆記試験は問題なくパスでき面接へ進むことができました。

面接の基準も諸説ありましたが、無事にパスする事ができオンコロジーMRへ異動することができました。

オンコロジーMRになってよかったか?

この問いには間違いなく”YES“です。

あのままプライマリーMRを継続していても何の成長もなかったと思っています。最初は非常に難しく、医師が話していることを理解するのが困難でした。様々な略語、同じことを刺すワードが複数ある。

例えば、ワイルドタイプ、野生型、変異なしなど。

若干苦労はしたもののオンコロジーMRになって良かったと思います。プライマリーMRを続けていては得ることができない知識と経験を得ることができました。

現在はどう思っているか?

プライマリーMRもオンコロジーMRも”軸は同”だと数年オンコロジーMRがやって理解できました。

情報提供で大切な事、考え方、結果に繋がるマーケティング手法の根幹は全く同じです。

オンコロジーMRの方が用語が難しかったり、情報のup dateが早かったりするので、日々の勉強によって知識を更新していく必要が強い側面があります。

知識を常に更新しておくのはプライマリーMRでも同じです。オンコロジーMRに対して、少しハードルを感じていましたが、オンコロジーMRを経験して何も変わらない事がよく理解できました。

プライマリーMRもオンコロジーMRも命に直結する可能性がある商品を扱う職業であり、その自覚を持ち続けることは大切です。

上記の事を理解した今、MRという職業への興味が薄まり、他職種への異動、転職、起業などの方向に意識が向いています。

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