
こんにちは!『会社に縛られない生き方へ!MRのブログ』管理者のでんでんです。
オンライン英会話の先生に
『TOEICのスコアは何点を目指せばいいですか?』
と聞くと
『TOEICのスコアと英会話は関係ないよ!わたしは生徒にTOEICのスコアを聞いた事がない。だって全くスコアと会話力は関係ないから』
と言われました。
オンライン英会話をやって気づいた事
TOEICスコアと英会話能力は相関しない
わたしは
“英語の学習=単語、文法、リスニング”
と思っていました。
その要素が詰まっているのはTOEICです。TOEICは日本の企業でも英語能力の指標としてしばしば用いられます。そのため私と同様に“英語の学習=単語、文法、リスニング”と思っている人も多いはず。
TOEICは英語能力ですので、TOEIC600点以上取れる人は英語が得意で、英語が話せるものだと思っていました。
わたしはTOEICを勉強してTOEIC700点以上を取得したことをきっかけにオンライン英会話をはじめました。
そこで衝撃の事実と遭遇しました。
TOEIC700以上取得したのに全く話せない・・・。
TOEICスコアと英会話能力は相関すると思っていました。
すなわちTOEICのスコアが高ければ、英語を話せるという思い込みです。2020年1月のTOEICのスコア分布を見てみるとTOEIC700点以上で上位27.9%、TOEIC800点以上だと上位13.3%です。
意外と高スコアの割合が高いと思いませんか?
TOEICを受験する人は仕事で英語を求められている人や企業から求められるスコアがある人も多いため勉強をしているため高スコアになっているのだと思います。
その中でTOEIC700やTOEIC800を超える人は各上位30%と10%で英語が得意な人です。
わたしもTOEICでは700を超えていますが、話せない自分に衝撃を受けました。オンライン英会話の先生に
『TOEICのスコアは何点を目指せばいいですか?』
と聞くと
『TOEICのスコアと英会話は関係ないよ。わたしは生徒にTOEICのスコアを聞いた事がない。だって全くスコアと会話力は関係ないから』
と言われました。
まさかの衝撃事実!!!
でもそれはオンライン英会話で身を以て体験しました。
日本人が英語を話せないのは教育方法が理由
なぜ日本人はこれほど英語が話せないのか考えてみました。
ほとんどの日本人は中学高校と 6年間は英語を勉強しています。大学でも英語の授業を受ける学生はたくさんいます。最近では小学校から勉強を開始しています。
これだけ長い年月英語を勉強してきてなぜ英語が話せないのか?
理由は単純でした。英語を話していないからです。
単語を何回もノートに書いて、文法を覚えて、ときには発音記号まで覚えたりします。中間テスト、期末テストでもそれらの問題にちょっとしたリスニング問題が入ったテストのために勉強します。
そうです。スピーキングを学ぶことはほぼありませんでした。
日本の英語教育カリキュラムは、“英語を話す”という部分が欠落しています。
・日本人が英語を話せないのは環境が理由 発音よいとバカにする
こんな経験ありませんか?
appleを『あぽー』的な発音したら冷やかされたこと。
スポーツでも仕事でも語学でも真似をするのが一番上達が早いです。
ネイティブに寄せて発音したら冷やかされて、耳で聞こえた通りに発音することに抵抗感と抱き、英語を口にすることをためらう環境が日本にはある様に感じます。
少なくとも現在30代以上の方は10代のときには経験があるのではないでしょうか?
日本人が英語を話せないのは話さないから
とは言うものの1番の理由はコレだと思います。
話さないから話せない!
日本は島国で、日本語という単一言語が全国どこでも通じます。逆に日本語以外は使えないから日本語のみを使う環境です。学校で英語を勉強しても日常生活で使う場面は基本的にありません。オンライン英会話でフィリピン人の先生に聞きました。
『なぜ、フィリピン人は英語を話せるのですか?』
『数学や歴史の授業は英語で行われていました。授業の半分くらいは英語で行われます。』
日本との大きな違いは英語を使う、そして話す環境にあるのだとオンライン英会話を実践して気づきました。
オンライン英会話の30分は長くて短い
オンライン英会話の一コマは約30分です。
今やオンライン英会話は様々な会社が提供しているので、多少の前後はありますが、30分程度が多いです。
友人との電話で30分なんてすぐ経過してしましますが、オンライン英会話の30分は長くて短い30分です。
特別テーマやテキストを決めずに電話やzoom会議の様にお互いの顔を見ながら話すだけのフリートークは最初地獄でした。
知っているはずなのに全くコトバが出てきません。
もうやめたい!!
早く30分経たないかなと思ったときの30分は超絶長く感じました。
フリートークは無理だと思って、時事ネタのニューストッピクスを見ながらレッスンをしてみたら、テキストの半分くらいで30分経過してしますこともしばしばありました。
オンライン英会話ではレベルに合わせてテキストを選ぶことが大切と実感しました。
最初のテキストとして何を選べばいいかわからないから最初フリートークにしましたが、最初からフリートークする能力がないことに気づけたのが一番の気づきでした。
フリートークを選んでおいて、先生にテキストを推奨してもらうのもがベストかもしれません。しかし、わたしには問題がありました。
その様にしたいことをわたしは最初英語で伝えられませんでした。
英語は聞き流しでは話せない
数年前に“聞き流すだけで自然と口から英語が出てきた”的な宣伝をしている英語教材をよく目にしました。
それは絶対ないと言い切れます!!!
少なくとも私は違いました。
これらの教材を試した事もありましたし、Youtubeやpodcastなどで英語はかなりの時間聞き流していました。そしてTOEIC700点以上取得して、オンライン英会話を行なっても惨敗でした。
聞き流す効果はあると思います。リスニング力は付くと思います。
一番大事なのは聞き流す教材で使われているセンテンスやフレーズを話す練習をすることだと思います。聞き流す教材で英語を話せる様になった人がいるとすれば、音楽を聴きながら口ずさむ様に英語を口ずさんでいたんだと思います。
英語で話すには練習が必要
オンライン英会話の先生達は口を揃えていいます。
“プラクティス プラクティス プラクティス”
練習練習練習です。
勉強とは言いません。練習して使えるボキャブラリーやフレーズを増やしていこう。
これは勉強ではない練習だといいます。
野球でカーブを投げるために投球練習をして、更にフォークの練習をして球種を増やす。パソコンが得意でもなくても日々使っていたらExcelの使い方がなんとなく使える的な感じだと言います。
日々使っていたら英語も話せる様になると言います。
『日本人は完璧を求めるけど、Excelを完璧に使えますか?でも、仕事でExcelは使いますよね。英語も一緒ですよ!』と。
当初オンライン英会話で日本語が通じない外国人と話すのは少しハードルを感じました。
でも、わたしは日本人講師を選んで英語で話すのは少し恥ずかしい気持ちになります。
外国人の方がその恥ずかしさが軽減されるので、外国人を選ぶ様にしたら英会話力が改善スピードがアップしたと思います。
オンライン英会話の先生は日本人の英語レベルをよく知っていますので、全く話せないレベルでも上手にレッスンをしてくれるので、
慣れてるな〜
と思います。
リアルの英会話スクールもいいですが、週に1回程度だと話せる様にならないと思います。
相当な高額レッスン料を払っているのにコスパは悪いですね。話せる様になるとすれば、レッスン以外の時間帯の自己学習がかなり必要でしょう。
そういう意味ではオンライン英会話は安いですし、毎日でも受講できるのでコスパ最高ですね。
とは言ってもリアルスクールがいい人もいると思います。個人のスタイルに合わせて“話す練習”が何よりも不足していて大切だとわかりました。
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