こんにちは!『会社に縛られない生き方へ!MRのブログ』管理者のでんでんです。
わたしは製薬会社の営業、つまりMRです。
基本的にはなんの資格も必要ありません。入社後に”MR認定試験”という業界試験がありますが、受からなければMRの仕事ができないということはありません。
MR不要論が大きくなる昨今、何か新しい資格取得を考えていませんか?
今までのMRに必要な資格は、大学卒業くらいでしょうか?
しかし、大卒と言えど、日本人で英語が使える人はほどいないです。研究職の人は大学院を出た人が多く、もともと賢い人の集まりです。MRは中途半端な学歴と賢さなので、満足に英語を読むこともできません。ましてや英語を話せる人はほんの一握りです。
しかし、最近入社してくる新入社員はスペックも高く、普通に英語を扱える人が多くいます。一方、わたしの様な30代半より年輩MRは英語がほぼできません。
とはいうもののMRは英語論文を読む機会が多くあります。プライマリー製品を扱う開業医担当MRはほぼ読まないでしょうが、病院担当や、オンコロジー担当のMRは日常的に英語論文を読んでいるはずです。特にオンコロジーのMRで論文を読まないMRは論外ですね。まぁそれでも成り立つヌルい仕事と言えば、その通りなので仕方ないかもしれませんが・・・。
話は元に戻して、
英語論文を毎日の様に読んでいるMRがTOEICを受験したらいくらくらいのスコアと思いますか?
オンコロジーMRのTOEICの実力
少し前にわたしの周囲でTOEICが流行りました。
皆、MRの将来に不安を感じて他部署への配置転換を希望するためにTOEICのスコアを上げておこうと考えたのです。加えて、TOEICの受験料を会社負担制度ができ、TOEICのスコアや保有資格を申告制度が影響しています。
TOEICを受験したらお互いにスコアを言い合います。
みんな大体TOEIC500点前後です。
500点超えていれば高い方です。2回目を受けてもそれほどスコアは伸びませんね。毎日英語論文を読んでいるオンコロジーMRのスコアがその程度です。
500点あればまだいいのですが、400点前半のMRも結構いたので、おそらく大卒の英語力はその程度なんだろうと思います。日本人は本当にレベルが低いですね。ちなみにわたしも初めて受験したときは500点ほどでした。人のことは全く言えないレベルです。
TOEIC700点はコスパ最高!
わたしがTOEICを受験したきっかけは後輩でした。
TOEIC700点はコスパ最高!
と書かれたネット記事をスマホで見せてくれました。
そこに書かれていた内容は
- TOEIC700点はコスパ最高!
- TOEIC700点はすごくない
- TOEIC700点はクリア簡単
この3つが書かれていました。
TOEIC700点はなぜコスパ最高かというと”すごくないのにすごいと言われる”と書いてありました。
確かに英語論文を毎日読んでいるオンコロジーMRでも500点前後なので、700点はすごいと感じます。
しかし、その記事には700点でも英語を喋れないと書かれていました。なかなかTOEIC700点とっている人はいないので、英語がかなりできる印象がありますが、意外でした。そういう意味でTOEIC700点はすごくないと書いてあり、TOEIC700点は慣れとコツを掴めば簡単にクリアすると書かれていました。
後輩はもともと英語が得意ということもあり、初めてのTOEIC試験で680点、そしてその2ヶ月後に700点をクリアし、TOEICの受験を終了しました。彼は非常にオープンな正確なので、受験前からTOEICを受験することは周りに言っており、結果ももちろん報告していました。
周りの反応は前述の通り”すごい”との反応ばかりでした。
その次に彼はオンラインの英会話を開始。全く話せないことに衝撃!まさに彼が見せてくれたネット記事の通りです。
遅れること半年、わたしもTOEIC730点に到達。
そうすると周りの反応は”すごい!〇〇は英語が得意な人”と自分の能力以上に評価されることを実感しました。
そしてわたしも後輩と同じ様にオンライン英会話をはじめましたが、全く言いたいことを言うことができません。非常に歯がゆいです。要はTOEICのスコアと英会話の能力の相関は低いと言うことです。
よく考えて見れば当然です。TOEICは読む、聞くの受け止めて理解するだけですが、会話は自分からアウトプットしなければなりませんし、中学からの英語学習でほぼやってこなかったし、毎日の英語論文も読むというインプットの作業のみなので、口から英語が出てこなくて当然です。
上場企業ならTOIECのコスパ最高!
わたしは製薬会社で働いていますが、TOEICは製薬会社以外の上場会社でもコスパは最高です。
他業種の友人たちも30代半ばは管理職になるかならないかの年代です。管理職になる要件をTOEIC600点に設定している企業は多いです。英語を使わない部署でもTOEICのスコアを要件にしています。仕事の能力が高く、人間性、その業務の専門性の全て優れていてもTOEICのスコアがないと昇給できません。
能力としては対したことはないTOEICのスコアで給料が左右されるなんてもったいないですよね?
日本の企業は英語能力をTOEICのスコアで測ります。前述では昇給について述べましたが、転職でも同様に英語力のものさしとして使われるので、コスパの高いTOEIC700点は取得しておくべきでしょう!
TOEIC700点に必要な勉強とは?
ではTOEIC700点をクリアするために必要な勉強は何をすればいいかです。これは本当に簡単です。
- 単語を覚える
- 模試を解く
- 繰返し受験する
この3つで700点から800点は簡単にクリアできるはずです。TOEICは独特な単語が出てきたり、簡単な単語でもTOEIC特有の意味で使われる頻出単語があります。要は知っていれば楽勝ですが、知らないとキツいものがあります。そのためTOEIC用の単語帳で単語を覚える作業が必要です。
ある程度、単語帳を見たらすぐに模試を解きましょう。単語と同様にTOIECの形式に慣れることが重要です。扱われている話題や出題の傾向を掴みましょう!そのあとは受験です。TOEICはほぼ毎月試験が実施されています。毎月受けるくらいでもいいです。TOEICの試験時間はめちゃくちゃ長いです。テストから長年離れている我々にとって2時間を超える試験の間集中することは困難です。本番を何度も受けて慣れましょう。
こう言うと5,000円〜6,000円する受験料が高い!
という人がいます。あなたはどう思いますか?
みなさん上場企業で働いているのに・・・疑問です。飲み会の5,000円は簡単に出すのに受験料の5,000円は出し渋る人が多いですね。飲み会に行って、2次会まで行けば軽く1万円ほど使っていることも多いはず。それを月に2〜3回やっている人は何回受験できるのでしょうか?
文法が苦手だから文法書からやって模試や受験は文法が理解できてからという人もいます。
その気持ちわからなくもないですが、サッカーの試合で点を取るために筋トレと走り込みばかりして、肝心なボールを使った紅白戦的な練習をしないと言っているようなものです。試合に必要な能力は試合をすることで一番成長しますし、試合をすることで自分に足りない部分がわかるというものではないでしょうか?
TOEICは満点取らなくていいんです!
TOEICは満点とる試験でもなければ、合格不合格を決める試験でもありません。スコアつまり能力を数値化する試験です。従って、目指すスコアが700点と決まっているのであれば、700点とる勉強をすればいいんです。800点とる勉強はしなくていいんです。同じ走るスポーツでも100m走を走るのと10kmのマラソンを走るのに練習が違うのと同じです。
上場企業で働いている人であれば、大学は出ているでしょうから、TOEICの点を取る勉強さえすれば、1年とかからずTOEIC700点は達成できるはずです。めちゃくちゃコスパ高いので本当におすすめです。
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