こんにちは!『会社に縛られない生き方へ!MRのブログ』管理者のでんでんです。
こんにちは!でんでんです。
サラリーマンを一生続けていきたいか??
と問われればYesと答える人は多く無いでしょう。特にそれは年代が若くなればなるほどその傾向が強くでます。
もし、あなたが50代以上であれば、サラリーマンとして逃げ切ることができるかもしれません。しかし、新型コロナウイルスの影響でサラリーマンの逆風に追い討ちがかかってきていることは事実です。
そうでなくてもサラリーマンとして数年働けば、サラリーマンとしてもらえる給料の限界に気がつきます。1部上場企業である程度の収入があれば、生活を切り詰めなければ生きていけないということはないでしょう。段々と生活レベルが上昇して、毎月の収支がカツカツという人もいるかもしれませんが・・・。
一般的には資金に余裕ができてくると株式投資をはじめとした金融資産への投資に目が行きます。わたしも実際に株式投資やFXなどを行ってきました。しかし、残念なことに結果は全く出ていません。
そんな中、数年前に積立NISAをはじめました。毎月一定金額の投資信託を購入しています。この投資信託は非常に順調です。しかもNISAは税の優遇もありますし、楽天証券で楽天カード経由で行っているので、楽天ポイントも貯まり、楽天市場のポイントランクも上がります。
ある日、ジュンク堂に行ったときに気になったタイトルの本がありました。
『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』
という本です。
わたしは娘がおり、娘が大好きで1番の宝物です。”父”と”娘”というワードには無意識に反応してしまいます。
そんな単純なきっかけで手に取ったこの本が思いの外わたしにインパクトを与えました。
それは”会社に縛られないお金”について述べられていたからです。
会社に縛られないお金とは
この書籍の著者はジェイエルコリンズさんというアメリカの方です。アメリカらしいなぁと感じる部分がありました。営業マンとして売上の記録を更新し、上司にランチに連れて行ってもらえるほど称賛されていたにも関わらず、その半年後にクビです。アメリカらしいなと思いました。クビを言い渡されたのは2001年の米国同時多発テロの影響です。しかし、コリンズさんは簡単に受け入れることができました。なぜなら、会社からの給料以外の収入、”会社に縛られない収入”があったからです。つまり、コリンズさんは今まで得た会社からの給料で資産を作り、資産が収入をもたらす状況にしていたので、会社からのクビを簡単に受け入れることができたのです。
株式投資、 FXは必ず負ける
コリンズさんのエピソードを見ると早くから株式投資等の投資資産に投資すべきだと思いますが注意が必要です。株式投資のほとんどが、資産形成にマイナスのインパクトを与えます。長期に様々な銘柄を保有できる余剰資金とあるのであればもしかしたら良いのかもしれません。一般的には数社の株式を取得して、株価が上昇したら売却して値上がり益を確定し、また異なる株式の購入を行うでしょう。FXも安値で買い高値で売ることで利益を出していくことを目指します(FXの場合その逆も可能ですが)。この様に積極的つまりアクティブに運用しては短期的に大きく勝っている様に感じていても長期的には勝つことが困難です。一方、日経平均はTOPIXの様な指標に基づいて投資をするインデックス投資という手法もあります。
ファンドと言えば、金融のプロですが、彼らがアクティブに運用して、長期的にインデックスに勝ったのは18%。実に82%のファンドは非積極的に見える、インデックス投資がよかったと言う結果です。プロで18%しか勝てないのに片手間で行う素人が勝つのは至難の技です。
投資を難しくしているのはプロ
投資は難しいと感じます。わたしもそう思います。この書籍でおもしろいのは投資を難しくしているのはファンドマネージャーやファイナンシャルプランナー、金融機関だと言っています。
えっ!?
って思いましたが、読み進めると納得しました。
投資や金融の儲けの厳選は手数料です。個人で行うのは難しい様に見せて、プロに任せるという流れを彼らは作りたい。そしてプロに任せるためには手数料が必要になります。契約にもよりますが、売買を積極的に行うと売買回数に応じて手数料が発生します。ファンドマネージャーは取引の回数を増やせば手数料が積み重なっていき、彼らの報酬に繋がるという仕組みです。
インデックス投資に勝る18%のファンドマネージャーを見つけることができればいいですが、誰が結果を出してくれるか名札が付いているわけではありません。上昇する銘柄を見つけるより難しいでしょう。
過去の実績は将来の実績を保証するものではありません
金融商品の説明に小さく書いてある一文です。
しっかりと考えればとの通りです。これまで上がっていたからこれからも上がるとは限りません。上昇している商品も設定期間を変えれば、下がり続けている様にも見えるはずです。環境や条件が変われば、結果も変わるということです。
普通の営業についても同じことが言えますよね。前の赴任地、前の商品、前の会社で結果を出した人が必ず結果を出すとは限りませんね。昔自分が成功した時代にマッチしない方法を若い社員に押し付ける”俺がお前くらいのときにはなぁ”というウザい先輩上司みたいですね。
読んで分かった行うべき投資
株式や国債など色々な投資商品があるけれども、株式に集中することがいいとわかりました。株式の中でも米国株と網羅したバンガードという会社の米国インデックス商品です。自らが銘柄の選定をして、定期的に見直すことを繰り返すのは難しいし、時間的にもかなり費やす。しかも専門にやっているプロでもインデックス以上の成果を出すことができるのはたった18%。これを読んでしまうとバンガードのインデックス投資一択だと思いました。
お金の基本
借金をしない
支出は収入を超えない
余剰資金は投資に
この本では上記の3ポイントについて述べられています。非常にシンプルですが、非常に大切な基本です。この基本を守り原資を作り、投資信託をより多く、そしてより早く購入することが重要であるとわかりました。
バンガードを既に購入していた
2年ほど前につみたてNISAの設定を楽天証券で行いました。資産の割合を株式に割合を増やしたいことと税制優遇ができること、そして短期売買を繰り返す知識と資金がないことからNISAの設定をしました。
その後詳しくは見ていませんでしたが、購入していた投資信託はバンガード株式を中心とした商品でした。まさにコリンズさんが『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』の中で推奨している商品です。結果的にコリンズさんが推奨している商品を購入していたわけですが、購入の仕方が大きく異なります。この書籍でもっと大きな資金を投入する必要があることがわかりました。さっそく追加で買い増しをできたのは日本でバンガードを扱っている楽天証券に口座を持っていたからです。日本では楽天以外にもSBI、野村、マネックスで扱いがあります。
タイトルに惹かれて購入しましたが、投資についてのよく理解できる良書でした。
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