岩手で連日感染確認!単身赴任者に逆風!

MRの悲劇
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でんでん
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こんにちは!『会社に縛られない生き方へ!MRのブログ』管理者のでんでんです。

2020年7月30日に岩手県で初の新型コロナウイルス感染者が確認されました。東京や大阪では200人、300人と連日多くの感染者が出ている中で岩手では初の感染者です。テレビやネットでは初の感染者の特徴を詳細に報じています。東京や大阪では1人の感染者の詳細な情報が報じられることがないので、岩手の感染者は気の毒です。

初の感染者が確認されてから今日で3日が経過しました。なんと3日連続で感染者が確認されています。今まで一人も感染者が確認されていなかった岩手県で3日連続です。路上インタビューで岩手県民が

感染者が出て少し安心した。自分が第1号にならないかと心配していた

とコメントしています。新型コロナウイルスに感染するよりも感染者第1号になり世間から批判されることを恐れている心理がよく伺えます。第1号が出たので、岩手でも体調が悪いことを素直に訴えることができる環境になりつつあり、連日の感染者確認に繋がっていると考えることができます。そのうちの8月1日に確認された感染者は県外で単身赴任をしている男性ということです。他の都道府県でもその様な事例があったでしょうが、岩手県ですので詳細に報じられました。この情報が大きな影響を及ぼす可能性があります。 

岩手のコロナ感染者は単身赴任者

8月1日に確認された感染者は名古屋で単身赴任をしている北上市の男性の様です。濃厚接触者は2人の家族です。現在、名古屋を中心に愛知県では1日200人を超える単身赴任先から帰省したことにより、結果的に岩手県内で感染が確認されたという形です。濃厚接触者である家族にも感染が広がっていたとすれば、この男性が批判されないかと心配しています。このウイルスは注意をしても感染を100%防ぐことは不可能です。単身赴任者にとって家族と会える機会は非常に重要です。これは家族と同居していたり、単身赴任でも比較的近くに住んでいて、帰ろうと思えば帰ることができる単身赴任の人には理解できないかもしれません。名古屋と岩手では帰省するにも時間もお金もかかります。そんなに簡単に帰省できません。MRや一部上場企業で転勤がある人で、単身赴任での苦労を知っている人であれば、この男性を責めることはないでしょう。ちなみにこの男性は帰省するのに短く見積もってもドアtoドアで5時間以上は時間を要するでしょう。

岩手県4人目の単身赴任感染者がもたらす影響

この単身赴任者の帰省に伴う感染者の移動が明確になったことで、都会からの単身赴任者の帰省に対して心理的な制限が発生する可能性が強くあります。東京や大阪、名古屋や福岡に単身赴任している夫が帰省するのに異を唱える妻が出ないとも限りません。また、企業が単身赴任者の帰省に自粛を要請する可能性があります。事実、緊急事態宣言下ではわたしの会社は単身赴任者に帰省することを制限しました。企業の都合で転勤をさせ単身赴任になっている単身赴任者に対してです。このタイミングは非常にタイミングが悪いです。なぜならば夏休み、お盆の時期で家族と一緒に過ごしたいタイミングだからです。ゴールデンウィークも移動を制限しました。わたしの会社はゴールデンウィークの帰省自粛を通知しました。また移動を制限し、家族との時間が奪われる可能性があります。

マスコミは岩手の感染者の特徴を報道すると危険

ただでさえ感染拡大が大きく報道されて単身赴任者の帰省に心理的ブロックがかかりつつあります。ここで岩手の事例をマスコミが大きく取り上げて、危険だ!という報道を行うことで、世論が影響される可能性があります。企業は自社から感染者を出したくないので、移動、帰省の自粛を社員に要請するでしょう。これを無視して帰省して感染した日にはその会社での立場がなくなります。Go toキャンペーンはなかなか制限しませんが、帰省と出張については企業はすぐに制限をします。

単身赴任者は家族と会えなくなる

おそらくこの夏休み、お盆の帰省は難しくなるでしょう。もうすでに完全に市中感染が広がっているのでどこにいたら安全、移動しなければ安全ということはありません。一方で、移動が少なくなれば感染の拡大スピードは抑えられます。しかし、単身赴任者の帰省に伴う移動は不要不急ではないということを世間がしっかり認識をすべきです。

その反面、判子を押しに出社するおじさんたちやITデバイスを使いこなせないおっさんの出勤や移動は厳に慎むべきです。このコロナが騒がれ始めて約半年です。いい新しいものを使える様に成長して感染拡大防止のための行動がとれるようになっていただきたい。

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