MRの会議あるある

MRの仕事
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でんでん
でんでん

こんにちは!『会社に縛られない生き方へ!MRのブログ』管理者のでんでんです。

成功事例(ベストプラクティス)、本社の戦略をそのまま話す上司やプロモーター、所長・支店長会議の報告などなど・・・。

あなたの会社の会議はどんな会議ですか?

わたしの会社の会議の多くは発表会です。

なぜ、発表会になるかって?

会議をやることが目的になっているからですよね。

会議とは?

ますは会議の定義を確認します。

会議(かいぎ)は、関係者が集まり、特定の目的(議題)に関して意見交換・審議し、合意・施策などの意思決定をすること、およびその物理的構成員の集まりを意味する。 また、「会議」には、それらの集まりを計画・管理・運営する組織(合議体)の意味もある。

wikipwdiaより

会議の目的や形態も様々ですが、意思決定をする会議はほぼないのがMRの会議ではないでしょうか。

報告や情報の共有であれば、メール1本で済む話ですが・・・。

会議をやる理由

MRの会議はやることが目的になっているので、発表会になるのもある意味仕方ありません。

会議をしていれば、やっている人も、やらせている人も”仕事をした様な気になる”素晴らしい効果を得られる魔法にかかることができます。

上司はその上司によく思われたい、仕事をしていると思われなければならない。

会議=仕事をしている(様に見える)ので、会議が乱発します。

同じ様なものが書類です。

成功事例(ベストプラクティス)

どの会社も成功事例の共有のためMRが事例発表するケースがあります。

成功事例を聞いて仕事に活かすことが目的ではありません。

会議の時間を埋めることが本来の目的です。

週に1度、月に1度と設定している会議の内容を考えることに上司は苦慮しています。その会議時間を自分の手を煩わすことなく埋めることができるのがMRの成功事例発表です。

確かに少しは成功事例発表から学ぶこともあります。

ただし多くの場合が担当の”医師が自らの考えで使用した事例”をあたかもMRが頑張ったとプレゼンしているに過ぎません。

どちらかと言えば、失敗事例の共有の方が学ぶことは多いはずです。

なぜなら、失敗はMRの行動から必ず生まれているからです。

プロモーターからの発表

これも会議主催者上司が手っ取り早く会議時間を埋める手段です。

会議が目的、プロモーターに丸投げする。これは無能上司が使う常套手段です。

プロモーターの発表は数日前に本社マーケから聞いた話の焼き直しに過ぎません。本社戦略をエリア特性にカスタマイズしてプレゼンするプロモーターはほぼ皆無です。

オンコロジーMRの場合は重箱の隅を突く様なさサブグループ解析やレトロ報告を持ち出して、エビデンスとは全く言えないデータを自社に都合よく解釈し、方針をプレゼンする方もいます。

それを見た上司が『よし、このか考えをターゲットに広げよう!』というカオスな光景を何度目にしたことか・・・。

まとめ

わたしはプライマリー、オンコロジーの両方で、多岐にわたる疾患を経験させて頂きました。

その両方で上記の様な光景が目にされます。

本社は製品を全体最適する戦略を現場MRに下ろしますが、担当地域によっては本社戦略が足かせになることも多々あります。そう判断したときには本社戦略も実行しつつ、担当地域に部分最適した戦略を考え実行するためのチーム会議です。その主催者である支店長、所長、課長等はうまくマネジメントして欲しいものです。

そのためには戦略を考える訓練と学習が必須ですね。

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