こんにちは！『会社に縛られない生き方へ！MRのブログ』管理者のでんでんです。
在宅勤務が中心になって、はや2年近く経過しました。
その間に転勤したりと、コロナ禍で環境は本当に大きく変化しました。
7年前にMBAの取得をしようかと考えました。しかし、その時はお金と時間を理由に見送りました。
そのMBAを7年経過した今取得を考えています。
そもそもMBAとは？
MBAはMaster of Business Administrationの略で、経営学修士の学位です。
まれにMBAを資格であると誤認されている方もいらっしゃいますが、学位である点はおさえておきたいポイントです。すなわち、MBAを取得したから何かできるということは全くないということです。
MBAを取得を決めた理由
なぜ私はMBA取得を決めたか、理由はいくつかあります。
まず１つ目です。
時間があるからです。
私はMRという職種柄、今までは車を運転しての病院訪問、会議・講演会のための出張、医局前でいつくるかわからない医師をひたすら待つ、この様な毎日を送っていました。
そのため、何時に仕事が終わるのか不透明で、土曜日も仕事があることはしばしば、MBAへの入学は不可能な状況でした。
しかし今は在宅勤務、担当施設は全て訪問不可です。
この状況を同僚に伝えると『キツイね』と言われます。
でも、本当にそうでしょうか？
在宅勤務により、ムダに使っていた上記の時間が無くなり、多くの時間ができました。この時間を有効活用して、資格を取得したりと新たなスキル取得をしてきました。その一環としてMBAが視野に入ったのです。
２つ目は
環境を変えたい（触れ合う人を変えたい）からです。
製薬業界に長年いると触れ合う人も医療系の人が必然的に多くなります。
医療系の人は転職しても医療系に転職するため、同業の知り合いばかりになり、知らず知らずの間に視野が狭くなります。
一方で、医療は社会保障制度のもとで守られている業種であるので、”今のところ”給料はある一定程度守られています。そのため新しいことにチャレンジしたり、コロナ禍の状況に適応していくことに真剣に向き合っていない人が多くいました。
そうしている間に世間はどんどんと変化していき、気がついたときには時代から取り残されて、そしてリストラ対象となり、退職してもなんのスキルも、業界以外の人脈もないのではないかと思いました。
そこで、ある友人からのススメもありMBAに興味を持ったのきっかけです。
MBA取得のためのビジネススクール選択
まず最初にMBAに興味を持った私が行ったことはビジネススクール選択です。
MBAも大学によって特色が異なります。
MBAに通う人のほとんどが社会人のビジネスパーソンです。大学によっては大手企業に勤めている人を好むビジネススクールもあれば、そうでないビジネススクールもあります。修士論文が必須、不要などでも大別することができます。もちろん、研究テーマや専攻などにも違いがあります。また、学費も大きな違いがあります。
これらのことを総合的に勘案してビジネススクールを決定しました。
当初、私は国立大学のビジネススクールを考えていました。
理由は２つです。
１つ目は学費が安いからです。
２つ目はネームバリューです。有名国立大学のMBAの方が、なんとなく”カッコイイ”から入学を考えました。この様なMBAによって最終学歴を書き換える書き換える考えを”学歴ロンダリング”というようです。
私も学歴ロンダリングを考えた一人ですが、体験セミナー等に複数参加し、本来の目的を考え直しました。自分の考えと環境に合っていること、そして自分の感性で最終的にどのビジネススクールにするかを決定しました。
MBAで得られるものとは？
MBA取得で得られるものは何かと考えました。
恐らく”人それぞれ”というのが答えなのでしょう。
というのも、前述の通りMBAは学位であり資格ではありません。MBAを取得して得られる特権はないということです。ぶっちゃけ、勤勉な人であればビジネススクールでMBAを取得しなくても同様の知識を独学で得ることは可能だと思います。
私が得たいものはMBAの総合的な経営学の知識はもちろん、MBA取得を目指すアクティビティが高い他業種の人達との関係性です。
今の停滞した製薬業界のドンヨリした雰囲気の外にある、さまざまな業界の人々と触れ合うことで、自分の中のマインドシフトを起こしたいと思っています。
事実、多くの刺激と他業種のネットワークが広がっています。
最後に
MBAは意味がない。との意見があることも承知しています。
先ほども述べましたが、MBAは学位であり資格。MBAの有無でできることは変わらないのは間違いありません。知識も独学で取得できるものが多いのが、今の時代です。couseraを使用すれば、無料で世界の有名大学の講義を受講することもできます。
わたしは独学で色々な勉強をしてきました。その中で感じることは日”独りで続けることの難しさ”です。
興味が深い分野やどんどん勉強しますし、どんどん知識が付いていきます。でも、あまり得意ではない分野を勉強しようと思ったとき、継続することにハードルを感じていました。
ビジネススクールに入って同じ環境の仲間を作って、継続のハードルを強制的にクリアして、欲しい能力を習得するのは長い人生で見るとコスパが高い選択だと思っています。
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