こんにちは!『会社に縛られない生き方へ!MRのブログ』管理者のでんでんです。
わたしがパパになったのは10年前です。
そのとんきは育児休暇を取得することなんて・・・
あり得ない!!!!
そんな雰囲気でした。
そんな制度が使えるのは女性社員だけ。
それが会社の無言の常識。
最近は育児休暇を取得する社員が増えてきました。
男性MRでも育児休暇を取得増加は正直驚きます。
名ばかり制度
わたしの会社は数年前から制度はそれなりに整っていたと感じています。
産休、生理休暇、育児休暇など・・・。
いずれも女性へ向けた制度を中心しに制度構築が進んできました。
MRは営業職です。
以前は帰宅時間が遅いは当たり前の職種でしたので、結婚し子育てをしながら仕事を続けるのは不可能でした。
そのため、MRは若い未婚女性か男性の職種の認識でした。
時代的に女性比率が低いのが各社問題となり、女性が働きやすい会社をアピールするために各種制度は作られたものの・・・制度を利用できる雰囲気はなかったです。
ましてや男性の育休は絶対に上司は許しませんでした。
最初は外の目から
あまりにも女性が少ないので本腰が徐々に入り始めます。
社内広報誌で産休、育休取得したMRを取り上げ、インタビュー記事を掲載していました。
しかし、
営業現場からの反応は冷ややか・・・。
MRの仕事は夜も遅く、幼い子どもがいる女性MRには昼営業先だけを担当させるので、産後復職する女性MRに対する不満を持つ同僚は多かったです。
MRでなくとも、昔は時短や有休取得にネガティブな空気でした。
新入社員当時、時短で10時-16時勤務の内勤女性社員に対して、支店長が小言を言っていたのを目にしても誰も違和感を感じなかった会社です。
アピールのための取得推進
そんなレトロな会社(業界)でしたが、世間の目のお陰で変わりました。
『我が社は女性が働きやすい会社です』
を表面状アピールするために取得をさせ始めました。
その次は
『男性も育休を活用し育児に参加できる会社です』
と外面をよくするために一部の社員に取得させています。
MRにも好影響
ディスり気味に言いましたが、これはいいことです。
この会社のアピール社内広報誌を見た
『空気が読めない』
『人目を気にしない』
男性MRが取得し始めています。
昔と違い、上司は小言を言えません。
パイオニア的に育休を取得するMRがいることで、他のMRの取得に影響します。
そうして、男性でも育休を取得するのに違和感がなくなる転換期だと実感しています。
まとめ
新しいことに疎い製薬業界です。
景気に左右されず、公定価格の薬価により、給料が公務員並みに守られてきたことが、この業界の雰囲気、文化を形成しているのでしょう。
変化があまりない業界ですので、変化を嫌います。
でも、やっている間に慣れて常識は変わります。
有給すら取得困難だったMR職が育休を取得できるようになった変化は素晴らしいです。
しかし、時代は変わりました。
コロナで更に変わりやすくなりました。
これから良くも悪くもどんどん変化が加速します。
業界がこのまま継続するとは思えません。
情報収集は常に行なっていかないといけませんね。
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