こんにちは!『会社に縛られない生き方へ!MRのブログ』管理者のでんでんです。
上場企業で働いていると英語を求められることが多いですね。業務で使用する機会がある人もいるでしょう。一方で業務では直接英語を求めれない職種でも昇給にTOEICのスコアを求める企業も多いはずです。企業は様々な研修を社員に用意しており、英語研修などを社員に用意している企業もあります。先日、わたしは会社が機会を用意してくれたGlobal研修に参加しました。そこで感じたことについてシェアします。
研修参加の条件
このGlobal研修は誰でも参加できる訳ではありませんでした。以前初級のGlobal研修に参加しましたが、初級の研修は社員であれば誰でも参加可能でした。今回はGlobal研修中級というものに参加しました。中級ということでエントリー条件としてTOEIC600点以上取得者されていました。わたしは700点を超えていますので、今回参加することが可能でした。
初級と中級の違い
初級と中級のテーマ自体は大きくは変わりませんでした。どちらもGlobalでビジネスを行う上で必要なマインドやカルチャーの違い、表現方法についてでした。
大きく異なるのは研修参加者の人数と実施方式です。初級に参加した際はコロナウイルス流行前でしたので、研修施設に集まり実施しました。一方、先日参加した研修はzoomでの研修でした。このご時世当然ですよね。
参加人数についても大きく異なりました。初級は40名以上参加していたと思いますが、今回の中級ではたったの8名でした。参加の募集人数が違うのかわかりませんが、かなりの人数の違いです。やはり中級という名称だけで参加に心理的ブレーキがかかるのでしょう。日本人の英語苦手意識がここでも伺えました。
研修中使用する言語も初級は6割程英語です。英語で説明をしたあと、日本語でも解説が入りました。しかし、中級はALL英語です。日本語が登場することは全くありません。唯一あるとすると講師の外国人が笑いをとるために使う日本語くらいなものでした。
鈍い反射神経
日本人は本当に反応が薄いですね。今回の大きなテーマの一つにリアクションをしろ!とありました。日本人は非常に優秀なlistenerと少し皮肉混じりに表現されていました。日本人は黙って頷くだけ。それすらしない人がいる。日本ではそれでいいかもしれないが、Globalビジネスにおいては話を聞いていないとみなされ、ビジネスの成功は絶対にない。相手の英語が聞き取れないのであれば、相手の話を遮ってでもゆっくり話してもらう、もう1度言い直してもらうことを必ずしなければならないというのが教えです。そして、その反応は3秒以内に行えと言います。その様に何度も講師は言いますが、8名の受講者は全くそれを実施することができないshyな反射神経の鈍い国民です。
MR(営業職)のレベルの低さ
私は製薬会社の営業職(MR)として現在働いています。今回参加したGlobal研修中級には様々な部署の社員が参加しています。研究、人事、総務、営業などです。その中で1番発言が少ないのが営業職(MR)です。1番話すことを生業とする営業職が1番話さないという現実。これはただ単に営業職(MR)の英語力が多部署と比較して低いことを意味しています。製薬会社に関わらず、研究職は大学院卒の人ですので、基本学力が高いことは関係しているでしょう。しかし、日本の製薬会社の営業職(MR)は英語で会議をすることもなければ、英語を話す機会は仕事で全くありません。仕事で全く英語でコミュニケーションをとることがないので、英語のコミュニケーション能力は他で鍛えるしかないのです。しかし、レベルの低さにはびっくりです。ちなみに全員がTOEIC600点以上取得していてコレです。
海外生活経験者のレベルは高くない
8名の中で、1名が高校時代に1ヶ月海外留学経験、1名が成人後半年間アメリカ生活、1名は2年間海外の関連会社で勤務の経験でした。ここでびっくりしたのはこの3名の英語力の違いです。高校時代の留学経験者はかなりの経験で期間も短いのでそこまでの能力でありませんでした。びっくりしたのは数年前に2年間仕事で海外勤務したにも関わらず、大したことのない英語能力です。これには本当にびっくりしました。たった1ヶ月の留学経験者の方がまだ能力が高かったですし、留学経験がない人物の方がよっぽどしっかり話せていました。1番はアメリカで半年間過ごした経験がある人でした。その方は話す日常生活を行なっているだけでしたが、仕事で2年間過ごした人よりも数倍話せていました。2年間海外で過ごした人は研究者なので頭はいいと思いますが、PCや試験管を見る時間が多く、会話をする時間は少なく、会話も日本語を話せる人がメインであったのではないかと予測するほどでした。
フィリピン人へGlobal研修について報告
この研修が終わったときには非常に疲れていました。やはり英語のみでの4時間は相当疲れますね。日本語を理解するのと異なり、しっかり聞いていないと内容を理解しきれないので、かなり集中力を要するのだと実感です。終わったときには若干頭痛がする程でした。
終わってすぐにいつもレッスンに使っているネイティブキャンプというオンライン英会話でフィリピン人に研修内容を報告しました。ネイティブキャンプはレッスン予約をしなくても空いてる人にいつでも電話をかける感覚でレッスンができるので私に合っています。アルクオンライン英会話やDMM英会話も経験し、それぞれに良さがありますが、自分には予約なくその場の気分で始められるネイティブキャンプが合っています。
まずフィリピン人にTOEICのスコアと英会話の能力に相関があるかを聞いてみると、全く相関はないので、レッスン相手にTOEICのスコアは聞いたことがないと言っていました。TOEICは800点900点でも話せない人もいて、リスニングのトレーニングにはいいけれども英語を話せる様になりたいなら話す練習をしないとダメと言っていました。
なぜ、日本人は英語を話せなくて、フィリピン人は話せるのかと質問するとフィリピン人は小さいことから歴史の授業も英語だったりする。しかし、タガログ語をいうフィリピンのローカル言語があるので、あくまで英語は第2外国語。フィリピン人も使っていないと英語力は低下するけど、オンライン英会話の講師を行うことで英語力は上昇した。つまり英語に触れ、使う時間があるからだと言っていました。日本人は英語に触れる環境が極端に少ないのが原因だということですね。
なので、オンライン英会話は非常にいいので継続していくことを強く進めてくれました。最近では30分程度の英会話レッスンのフリートークは全く苦にならなくなりましたね。ただ、今回のGlobalビジネス研修の様な長時間やネイティブのスピードはかなりしんどいですね。
営業でめっちゃ売っているドヤ顔してる人も少し環境変えると借りてきた猫みたいで面白かったです。アフターコロナでは大きく環境が変わるので、スキルUPさせてないとこれからは厳しいですね。まずは英語は最低限の道具ですね。
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